カジュアル面談とは?面接との違いや準備方法・当日の流れなどを詳細解説します!

近年、求職者の選択肢が増えたこともあり、企業側も幅広い人材との接点を増やす方法を模索しています。
その中で最近話題になっているのが【カジュアル面談】です!

当ブログの運営企業であるSANGO株式会社も積極的に取り入れており、よくある選考面接とは違った素敵な出会いに恵まれています。
この記事では、カジュアル面談の意味やメリット、注意点などを幅広く触れていきます。

カジュアル面談とは?

カジュアル面談とは、求職者と企業がカジュアルな雰囲気の中で互いに情報交換を行う非公式な面談形式のことを指します。
多くの場合は企業が提案する形で募集&実施されますが、求職者側からリクエストすることも可能であり、双方の柔軟なニーズに応じた場です。
カジュアル面談では志望理由や自己PRの評価が厳しく問われることはほとんどありません。
面接者側も最大限リラックスムードを演出しますので、求職者からすればかなり本音を話しやすい環境が整っています。

求職者は企業の仕事内容や文化、職場環境について直接質問ができ、自身に合った企業かどうかを判断するための貴重な情報を得られるだけでなく、企業側も求職者の素の人柄や価値観を知る良い機会となります。
カジュアル面談は、今後正式な採用面接に進むまでにお互いの価値観や求める理想をすり合わせる事前ステップと捉えると良いでしょう!

面接との違い

面接とカジュアル面談は、目的が全く異なります。
両者の違いを確認しておきましょう!

面接の目的

求職者の能力や意欲を評価するための選考プロセスです。
求職者目線:会社の価値を見定め、求職意欲を伝える場
企業目線 :求職者が自社の求める人物像に合致するかを確認し、採用可否を判断する場

カジュアル面談の目的

相互理解の顔合わせミーティングに近いです!
求職者目線:会社の魅力や不安点を解消する場
企業目線 :求職者のことを理解し、自社の魅力や風土を伝える場

💡POINT
弊社ではカジュアル面談のことを【0.5次面接】と呼んだりしています!
カジュアル面談では履歴書の提出を求められないことが多いです!



カジュアル面談が増えている理由

カジュアル面談が増えている背景ですが、最たる理由は【人手不足が招く採用競争の激化】が挙げられます。
企業は求職者に自社の魅力を効果的に伝えながら応募を促す新たな方法を模索しており、その結果としてこの形式が注目されています。
企業側はカジュアル面談を実施することで面談回数が1回増えますが、相互理解が深まることで採用率向上に繋がるため、結果的に採用コストが削減されると言うメリットがあります!

カジュアル面談で落ちることはある?

一般的にはないことが多いです!
理由は先述の通り、採用の合否を判断する場ではないためです。
カジュアル面談は、スタート地点で『そもそも選考の場ではない』ことを宣言してから始まることが多いです。
とはいえ、いかにカジュアルな場とは言え失礼な態度や消極的な態度は次回選考へのお声がかからないこともあり得ます。
お互いに貴重な時間を使って理解を深める場ですので、笑顔でハキハキと話し、気になっている点や不安点はドンドン積極的に質問しても良いと思います。

一方で、企業によってはシークレットで選考過程の一部に組み込んでいることもあり、実際に「カジュアル面談だと聞いていたのに、実際には面接だった」「志望理由は聞かれないと思っていたのに、具体的な質問をされた」というお声を聞くこともありますので、必ずしも選考ではないという点を鵜呑みにしないよう注意も必要です!

カジュアル面談を受けるメリットと効果

このように、カジュアル面談は採用/転職活動で一般的に行われるスタイルとして浸透してきています。
ただ、受けるかどうかは自分次第のところもあり、活用するか迷われている方もおられるかなと思います!
そこでカジュアル面談を受けるメリットをまとめてみました。

緊張せずに本音を伝えられる

カジュアル面談は、求職者がリラックスした雰囲気で本音を話すことができる貴重な機会です。
この形式の最大のメリットは、一般的な面接のように堅苦しい緊張感が少なく、お互い気軽にコミュニケーションを取れる点にあります。
自然体のまま自分の考えや希望を率直に伝えることができ、企業側もその本音をしっかりと汲み取ることが可能です!

さらに、互いに質問をしやすい雰囲気があるため、職場の雰囲気や価値観、働く上での期待など、より深い部分に踏み込んだ具体的なやり取りを行えるのもメリットの一つです。
本音を伝える中で無理に自分を良く見せようというプレッシャーが少ないため、素直でありのままのコミュニケーションが自然と成立しやすくなるでしょう。

このような対話を通じて、求職者と企業が互いの相性を確認できるのもカジュアル面談の魅力と言えます。

💡POINT
本当に何でも聞いてほしいもらって大丈夫です!
『SANGO株式会社ってどんなとこだろう?』
『#営業屋って何?』
『転職のやり方を聞いてみたい!』
くらいの雰囲気掴みからでも全然OKです🙆

企業選びのミスマッチ防止

カジュアル面談のもう一つのメリットは、自分がそこで働きたいと思えるかどうかを確認できるという点です。
いきなり採用面接から進んだ場合、選考の場という雰囲気に飲まれてしまい本当に聞きたいことや気になることに蓋をしたまま終わってしまうことも往々にしてあります。
面接選考の事前案内に『当日はざっくばらんに何でもお聞きください』といったお触れがありますが、果たして何名の求職者が本音で語れているか・・・というのは人事として永遠の課題です。

ただ、カジュアル面談に関しては【ざっくばらんに聞き合うこと】が目的ですので、求職者が企業と自身の価値観やニーズを照らし合わせ、最適な選択をする助けとすることが可能です!
結果的に次の選考に進みたい!と思えるのが自分にとって一番幸せなことですからね!

自分の強みやアピールポイントの整理ができる

カジュアル面談は、求職者自身の強みやアピールポイントを再確認し、整理する良い機会でもあるんです。
面接担当者はカジュアル面談ではフランクにやりとりをしてくれますし、基本的には求職者の人となりを最大限引き出そうとしてくれるはずです。
時間のほとんどで採用に関するやりとりを実施する採用面接ではこうは行きません!
自分の気づかない強みや向き不向きを再発見できるかもしれません。

カジュアル面談の流れと当日のポイント

カジュアル面談は当日はどのような流れで進むのでしょうか?
約束の日が近づいてきてアタフタとしないように、あらかじめ知っておきましょう。
弊社のカジュアル面談フローをベースに、当日の流れをご紹介します!

お互いの自己紹介

カジュアル面談のスタートは、お互いの自己紹介から始まります。
この自己紹介の流れでは、求職者が自分の職歴やスキル、趣味などを簡潔に伝えることが一般的ですが、堅苦しくならないように企業側が誘導しますので、安心してお話ししてください!
企業側もリラックスした雰囲気の中自分たちの所属部署や役割、会社の魅力を分かりやすく説明します!

カジュアル面談の目的共有

会に先立ち、はじめにカジュアル面談の目的を企業側から明確に共有されることが多いでしょう。
「この面談は選考には関係がないものであり、あくまでお互いの理解を深める場であること」を伝えるよう心がけております。
ここで会の簡単な流れや時間配分などを説明されることもあると思います。

求職者の状況確認

求職者の皆さんの現在の職務内容や、転職を考えている目的などを具体的にお伺いします。
ただ、このセクションに関しては就職(転職)活動の動向を把握するためというよりかは、ご自身のキャリアプラン設計の背景や動機を深く知りたいという側面が強いです。
お考えのキャリアプランや希望条件を共有してもらうことで、我々といてみなさまに貢献出来るポイントはどこか?などを具体的にお伝えすることが可能になります。

また当然のことですが、カジュアル面談に参加される方の就業フェーズは様々であることも理解しています。
すでに転職活動を進めているのか、企業の情報収集をしている段階なのか、あるいは将来的に転職を検討しているに過ぎないのか、どんな状況でも問題ないので、裏表なくお話ししてくれると嬉しいです!

企業からの会社説明

会社説明は、カジュアル面談においてみなさまに会社の魅力をお伝えする最大の見せ場です!
このセクションでは、企業の具体的な業務内容やカルチャー、ビジョンを求職者の皆様に効果的に伝えることが目的です。
特に求職者の皆様が関心を寄せる社風やチームの雰囲気については、具体的な事例やエピソードを交えることで紹介させていただいています!
また、日々の業務フローや仕事の進め方も触れますので、今現在の働き方との対比(もしくは初めての就職ならば就業イメージ)が湧くように心がけております。

質問を通じた相互理解の深まり

質疑応答の時間は、カジュアル面談が本来の目的を果たすために非常に重要な時間だと考えております!
ここに関しては仕事以外のことでも何でも構いません!
オープンに質問や相談をしてくださいね!

💡POINT
SANGO株式会社のカジュアル面談でよく寄せられる質問BEST5★
①会社の雰囲気を知りたいです!
②求人やSNSなどの雰囲気は本当なんですか?
③営業のノルマってぶっちゃけどんな感じなんですか?
④具体的にどんな営業をしているんですか?自分が仮に入社したら何の営業をしますか?
⑤活躍している社員さんの特徴を知りたいです!

採用面接ではあまり出てこない傾向の質問が多いです!
やはりカジュアルな場だからこそ聞きやすい側面も大いにあるんだなあと感じております!

今後の選考に関する案内

一般的にカジュアル面談の最後には、今後の選考の進め方の案内が行われます。
カジュアル面談で一旦終わりで選考は自己判断というパターンもありますし、選考地続きのパターンもあります!
カジュアル面談の入り口が採用面接と繋がっているのか、完全に雰囲気を知りたい!というご希望に応じたものなのかで今後のプロセスは変わりますので、都度確認していただくと良いかと思います。

カジュアル面談の準備方法と成功の秘訣

一般的な採用面接ほどの準備は必要ないとは言え、お互いにとって良い時間にしたいものです。

企業側目線で言うならば、せっかくきていただいた求職者の皆さんの良いところを引き出し、可能ならば自社で一緒に理想の実現を目指したい!と思っております。
そのため、全くの準備なしはちょっと勿体無い場になってしまう可能性があります・・・!
そこで、どういった準備でカジュアル面談に臨めば良い時間になるかと言う観点でお伝えしていきます。

転職の軸や目的を明確にする

カジュアル面談に臨む際には、転職の目的や軸を明確にしておくことが重要です。

  • 自分が求める職場環境や業務内容や待遇
  • 働く上で重視したいポイント
  • 理想のキャリアステップ

などを具体的に把握しておくだけで中身の濃いお話しになるかと思います。

💡POINT
転職の軸や目的が明確にないまま回が進行すると下記のような恐れがあります⚠️
・有効な質疑応答ができない
・企業側から求職者側へのベネフィット(利益)を上手く伝えられない

企業情報や業界背景を十分に調べる

カジュアル面談に臨む前に企業の情報やその背景、さらに業界全体の動向を十分に調査しておくとより良い面談になります。
現在も就業中で多忙な方は、空いた時間に企業のホームページやSNSアカウントなどで軽く情報収集はやっておくことをオススメします!

具体的には

  • 企業のビジネスモデルや提供している製品/サービス
  • 業界内の競合他社や市場の動向
  • 業界全体のトレンドや直面している課題

などを押さえておくと、自分が就業した際のイメージや気になる点などが浮き彫りになり、より効果的な質疑応答になるかと思います。

質問内容を事前に整理する

事前にある程度質問内容を整理し、準備をしておくことがおすすめです。
予想外に前談が盛り上がった場合、相対的に質疑応答の時間が短くなりコンパクトにまとめる必要性が出てくる可能性があるからです。
これは絶対聞きたい!という質問は数点準備しておくと良いですね!

💡POINT
基本的に面談担当者が時間をハンドリングはしていますが、盛り上がるとその瞬間を大事にしてしまうこともあります・・・。
ただ質疑応答の時間がない!なんてことは基本的にないのでご安心ください!

自己紹介や経歴・スキルを整理する

ここは言わずもがなですが、自己紹介はしっかり出来るようにしておきましょう!
選考とは関係がないカジュアル面談とは言え、出来るのであればしっかり自己アピールもしておきたいもの。
自分の経験や経歴、自分が思う強みなどをまとめておくと良いでしょう。

カジュアル面談での注意点と心得

カジュアルとはいえ、面談は面談です。
人と人が相対する場ですので、最低限のマナーは必要です!

ビジネスパーソンとしてのマナーを守る

採用面接じゃないからと気を緩めて遅刻してしまったり、明らかに寝起きのような状態で参加するのはいただけません。
ビジネススーツでバッチリとまでは必要ないので、最低限清潔感のある身だしなみで参加しましょう。
言葉遣いに関してもラフ過ぎず、丁寧な口調で一貫しましょう。

オンライン面談における注意点

最近では商談、採用面接、打ち合わせに至るまでオンラインで実施することがある種一般的になってきました。
日々対面業務がメインの方や、オンラインが初めてと言う方は分からないことが多くて戸惑ってしまうことも!
いくつか注意点をお伝えします!

事前に接続のテストをしておく

ZoomやTeams、GoogleMeetなど様々なオンラインツールが世の中に出回っています。
中にはダウンロードが必要なツールなどもありますので、面談前に一度接続のテストを行っておくと安心です。

■確かめておくと良いこと

  • 接続が出来るか
  • 音声は入っているか
  • 映像は写っているか

不安がある場合は事前に面談担当にその旨伝えておくと良いでしょう!

💡POINT
とはいえ、当日急に接続トラブル等になってしまうこともあります!
そんなときは慌てず面談担当にご連絡ください😄
バッチリ接続出来るまでフォローします!

周辺環境に配慮する

● 音声について
業務用ヘッドセットを利用しない限り、周辺の音は丸々伝わっていると思ってください!
特にAirPodsなどのイヤホンで会話される場合、自分が感じる体感の2倍以上は先方に聞こえてしまいます。
なるべく静かな環境で面談を受けるとお互い聞き直しなどもなくスムーズです。

● カメラについて
後ろが眩しかったり、常に人が移動している環境などで接続すると気が散ってしまう可能性があります。
背景のぼかし機能を使ったり、落ち着いた場所で接続するとベター。

履歴書や職務経歴書をいつでも用意

用途として事前に準備しなくてもOKではありますが、履歴書や職務経歴書があると便利です。
過去の経験やスキルについて具体的な質問がされることがあるでしょうから、自分のキャリアを的確に整理した資料を準備しておくと安心です。
場合によっては、企業側が履歴書の提示をリクエストする場合もあるため、用意しておくとベターでしょう。

終わった後のお礼メールで印象アップ

カジュアル面談が終わった後には、お礼のメールを送ると丁寧な印象を与えられます。
特に、お礼メールには面談中に話した具体的な内容や、印象的だった点について触れると良いでしょう。
その際、自分が特に興味を持った内容や具体的なエピソードを盛り込むことで、より記憶に残るメールになります。

💡POINT
あくまでプラスαくらいの認識でOKです🙆‍♀️
メールがないから評価が下がる、なんてことは決してありません!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
カジュアル面談の存在意義やうまく活用するための秘訣をお伝えいたしました。
弊社もカジュアル面談の重要性を社内全体で認知しており、積極的に推し進めております!

当記事を読んで

『SANGO株式会社のことも気になった』
『この会社のカジュアル面談が受けてみたい』
『ちょっと営業職に興味があった』

と言う方はぜひ一度弊社のカジュアル面談にお越しください!

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#営業屋 編集部

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